北陸未来共創フォーラム次世代農林水産分科会農業・林業のスマート化WGでは、人手不足や高齢化などをはじめとする農業・林業の社会課題解決に貢献する研究シーズなどを紹介するイベントを2025年3月17日に金沢市内のホテルで開催しました。今回は、スマート農業の現状と国の技術導入支援策等についての発表や、ソフトロボットによる果実の収穫やAIを活用した圃場観察など、最先端技術の活用事例を紹介しました。はじめに、北陸農政局生産部の岡本博環境・技術課長から「スマート農業の現状と、技術導入支援策等について」、北陸先端科学技術大学院大学のHo Anh Van教授と博士後期課程の只野利恩氏から「やさしく、効率的に果実を収穫・搬送するソフトロボット技術の紹介」、金沢大学産学融合研究会の北條琉人と　東京農工大生物システム応用科学府博士後期課程の寺田憲司氏から「圃場観察ロボットとAIによる営農支援研究」について発表を行いました。その後、実際のソフトハンドロボット、圃場観察ロボットを約30名の参加者の皆様と見学して、議論をしました。