ふくいオープンイノベーション推進機構（県工業技術センターと（公財）ふくい支援センターが事務局）では、県内

において新たなイノベーションを創出するために、県内企業が大学・高専などを訪問し、最先端の技術開発に触れると

共に、企業の課題解決の糸口とするイノベーションリサーチ交流会を開催しています。
　このたび、福井大学遠赤外領域開発研究センターにて下記のとおりイノベーションリサーチ交流会を開催いたします。
　近年、世界各国で廃プラ問題が注目され、持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成や

循環経済（Circular Economy）の実現が求められ、廃プラスチック材質の高度な識別と再資源化が要求されています。
　静岡大学・芝浦工業大学・東北大学では、「プラスチック製容器包装廃棄物の高度選別装置の事業化」に関する研究

を行っており、従来は困難だった黒色や添加剤や難燃剤などが含まれている混合プラを識別することに成功しています。
　新しい識別技術は、廃プラスチック資源の再資源化による高品質の再生資源の確保に大きく貢献できます。
　交流会（セミナー）では、これらの大学発新産業創出プログラムの支援を受けたプロジェクトと、先端シーズ研究所

施設見学会として福井大学遠赤外領域開発研究センターの地域貢献等についてご紹介します。

 

 

 

　福井大学遠赤外領域開発研究センター 5階 コロキウム室
　（福井市文京3丁目9－1 総合研究棟Ⅱ）
　【福井大学学内地図】https://www.u-fukui.ac.jp/cont_about/data/campus/campus_bunkyo/

 

ふくいオープンイノベーション推進機構（FOIP）、
福井大学遠赤外領域開発研究センター、
北陸未来共創フォーラム（セキュア電磁波エネルギー応用ＷＧ）

 

（１）テラヘルツ波を利用したプラスチックリサイクルの可能性
　　　　～最近の廃プラ問題の解決に向けて～
　・最近の廃プラ問題とテラヘルツ波の可能性
　　東北大学 グリーン未来創造機構・大学院国際文化研究科・大学院環境科学研究科
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　教授 劉庭秀 氏
　・装置開発内容と改善点
　　芝浦工業大学　デザイン工学部 デザイン工学科　 教授 田邉匡生 氏
　・GaPテラヘルツ光源開発状況と潜在力
　　静岡大学大学院　光医工学研究科　　　　　　　　教授 佐々木哲朗 氏

 

（２）先端シーズ研究所施設見学会（11:25～12:00、実参加者のみ対象）
　・福井大学遠赤外領域開発研究センターのご紹介と地域貢献について
　　　　　福井大学 遠赤外領域開発研究センター センター長　　　教授 谷　正彦 氏

 

無料

 

（ふくいオープンイノベーション推進機構への入会を兼ねます）
　5月17日（火）までに、GoogleFormにて申し込み下さい。
　　　GoogleFormによる直接事前申し込み　https://forms.gle/gv2mcY4iaGGwPfA96

 

〔公財〕ふくい産業支援センター オープンイノベーション推進部
　　　　　 ネットワーク推進室 松井　TEL：0776-55-1555　e-mail：foip@fisc.jp