北陸未来共創フォーラム 次世代農林水産分科会 農業・林業のスマート化WGでは、第2回交流会・見学会を2022年10月4日に石川ハイテク交流センター（能美市旭台2丁目1番地）で開催しました。

　当日は基調講演として、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構本部NARO開発戦略センターの八谷満氏（SIP「知能化農機」グループ担当）から「社会実装化に向けたスマート農業の現状と今後の課題 －土地利用型農業を中心として」、シーズ紹介として、①福井大学工学系部門工学領域知能システム工学講座高橋泰岳教授から「ロボティクスを活用した農作業の負荷軽減への取り組み」、②北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科の郷右近英臣准教授から「農業地域におけるリモートセンシング技術の多目的利用-平時は農業・災害時は防災へ-」 の発表を行いました。発表後は、石川県農林総合研究センター農業試験場中央普及支援センター植松繁主任技師から「ドローンを活用した広域生育診断およびデータシェアリングの実演」として、実際に農業の現場で使用されるドローンの説明などがありました。当日は30名を超える参加者が富山県、石川県、福井県から集まり、活発な議論が行われました。