グリーンエネルギーWG:「地域資源を活かす風力・水力発電の未来」
実施日 2024/03/05
グリーンイノベーション分科会
2024年3月5日、グリーンイノベーション分科会 グリーンエネルギーWGの第2回講演会・交流会「地域資源を活かす風力・水力発電の未来」が、金沢商工会議所大会議室にて開催され、風力・水力を始めとしたグリーンエネルギー分野に関心を持つ51名の産学官金の方々にご参加頂きました。
始めにグリーンエネルギーWG座長の木綿教授より、グリーンエネルギーWGの紹介があり、その後に4名の先生方にご講演頂きました。弘前大学地域戦略研究所の所長・教授の本田先生からは、世界の発電量における再エネ比率をはじめとしたグリーンエネルギー分野の全体像から、日本における風力発電の導入状況やコスト・課題を含め、地域での再生可能エネルギーの価値についてご講演頂きました。福島大学客員教授・輪島商工会議所技監(兼)洋上風力推進室長の佐藤先生からは、輪島復興風力発電について地域の現状と期待をご紹介頂くと共に、地域の方々と連携して現在進められている設置導入構想についてご講演頂きました。信州大学工学部機械システム工学科准教授の飯尾先生からは、調査/設計/設置から売電まで地元企業協働により進められている様々な地域でのプロジェクト事例についてご紹介頂き、小水力発電の普及拡大に向けての課題や将来像についてご講演頂きました。富山国際大学現代社会学部環境デザイン専攻教授の上坂先生からは、富山県南砺市五箇山や福井県今立郡池田町、富山市熊野地区などで取り組まれている事例を基に、住民主体の小水力発電がもたらすものについてご講演頂きました。
ご参加頂いた方々はご講演を熱心に聴講される様子で、また交流会では参加者同士が日本の将来を支えるエネルギー源について活発に意見が交わされました。日本のエネルギー源を100%再生エネルギーに置き換えることができるかなどをテーマに白熱した議論が行われ、グリーンエネルギーに対する参加者の皆様の熱が伝わってきました。今後もこのような機会を創出すべく、たくさんの方々にご参加頂けるような交流会を開催していきます。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
当日の講演プログラムはこちら
講演会の様子 | 講演会の様子 |
交流会の様子 | 交流会の様子 |