北陸未来共創フォーラム先端エレクトロニクス分科会セキュア電磁エネルギー応用WGと次世代農林水産分科会農業・林業のスマート化WGが共催で、2024年2月7日に情報交換会・交流会「電磁波・光の農業利用への可能性を拓く」を金沢市内のホテルで開催しました。

　今回のイベントでは、可視光線を中心とした電磁波・光の農業等への利用について、最新の取り組み事例を紹介しました。はじめに、山口大学大学院創成科学研究科の執行正義教授から「LED光源による植物工場野菜の高効率生産と高付加価値化」、福井工業大学環境学部の小松節子教授から「作物の耐湿性機構におけるミリ波照射の効果に関するタンパク質科学的解明」、石川県立大学生物資源環境学部の弘中満太郎准教授から「動物行動学から光行動制御製品へ：エッジ式光捕虫器の開発と昆虫保全技術の展開」の3件の研究紹介が行われました。その後、富山県、石川県、福井県から集まった参加者と登壇者、各WG関係者の間で意見・情報交換が行われました。